コロナ不安だけど美容院行きたい... 「マスク着用したまま散髪」サロンの工夫

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   全国で緊急事態宣言が解除され、各地で人出が増え始めた。ツイッターには外食や美容院を久々に利用した人たちの投稿が複数見られる。

   中でも美容院はサービスの都合上、客とスタッフが近距離で長い時間接する必要に迫られる。そのため客とスタッフ双方に「マスク着用必須」と定めている店舗もあるが、マスクをした客のスタイリングは難易度が高そうだ。新型コロナウイルス感染対策と従来通りのサービス提供を、どう両立させているのか。

  • 「luludi by APHRODITE GINZA」公式サイト
    「luludi by APHRODITE GINZA」公式サイト
  • 左から、普通にマスクを着用した様子、ゴムひもをクロスさせて耳にかけた様子(写真はイメージ・記者撮影)
    左から、普通にマスクを着用した様子、ゴムひもをクロスさせて耳にかけた様子(写真はイメージ・記者撮影)
  • 「luludi by APHRODITE GINZA」公式サイト
  • 左から、普通にマスクを着用した様子、ゴムひもをクロスさせて耳にかけた様子(写真はイメージ・記者撮影)

もみあげ周りも処理しやすくなる「ひと工夫」

   東京・銀座にあるヘアサロン・ネイルサロン「luludi by APHRODITE GINZA」はスタッフ・客全員のマスク着用が必須だ。同店舗を運営するティーツーエー/APHRODITE GROUP(東京都中央区)の代表取締役・谷澤泰介氏によると「カットやカラー、パーマなど施術内容に関係なく、お互いにマスクをつけた状態で対応」している。顔周りの毛をカットする時はやりにくそうだが...。

「マスクのゴムひもをクロスさせ、バッテンにして耳にかけてもらう(画像2)と、もみあげ周りのスタイリングもしやすいですね。このポイントに気付いてからは特に不便なくやっています。施術後にマスクが汚れていたら、無料で新しいものと交換しています」

   洗髪時は客にマスクを外すかどうか選んでもらっているが、外した場合でも医療用ガーゼを客の顔面に乗せたうえで「おしゃべりはしない」などの工夫を凝らし、飛沫飛散防止に努めているという。

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