家庭用洗濯機で100回繰り返し洗濯・使用できる、薄手の夏向けマスクが登場した。着るだけで体の状態がわかるウェアラブルデバイスメーカー・ミツフジ(京都府精華町)の「100回洗える夏マスク/hamon AG マスク」だ。
同品はミツフジが祖業である西陣織と、最先端のウェアラブル技術を融合させて完成させた。2020年5月26日から同社公式オンラインショップで予約受付を開始しており、発送は7月上旬を予定。1人につき10枚まで注文できる。
メイク移りが目立ちにくい日焼け対策グッズ
「100回洗える夏マスク/hamon AG マスク」はミツフジが3月17日から販売している、50回洗濯可能な「hamon AGマスク」に寄せられた「白以外のマスクが欲しい」、「洗濯可能回数を増やしてほしい」などの要望に応える形で誕生した。
肌の露出を抑えたデザインで、UVカット効果が期待できるため日焼け対策グッズとして活躍してくれそうだ。化粧をしていると、メイク移りによるマスクの汚れが悩ましいが、特殊糸加工と設計によってファンデーションが付着しても目立ちにくい色と構造になっている。伸縮性があるため、男女問わず使える。
マスク本体の薄さにもこだわっている。「hamon AGマスク」は銀繊維シートを入れるために2重構造だったが、「100回洗える夏マスク/hamon AG マスク」は新開発した銀めっき繊維配合の専用糸で作ることに成功したため、1層マスクの薄さで抗菌防臭効果を実現している。
希望小売価格は税抜き3000円。月産10万枚を見込む。