マスクしていないと「入店拒否」増加中 「タオル巻く」「入れなかった」

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「50円以上の寄付」でマスク提供

   京都府で営業中の百貨店「大丸京都店」は5月18日、「営業における安全・安心への取り組みとお客様へのお願い」を発表した。マスクを着用しての来店を求め、そうでないと「入店はお断りさせていただきます」と公式サイトで説明している。

   同店は自治体からの段階的な休業要請の解除を受け、5月19日から土日祝を除く平日のみ、営業時間を変更して全館の営業を再開したばかり。広報担当者に聞くと「私が見た限り、(マスクの)着用率は99.9%です。利用者の新型コロナウイルスへの危機感が強い」と答えた。

「5月22日の開店時の様子ですが、入店を待つ百数十人の利用者のうちマスクをつけていない人は3~4人ほどでした。うち1人だけが『忘れた』ということでしたが、あとは『持っているけど息苦しくて外している』などの理由でつけていない人でした」

着用し忘れた人には50円以上の寄付をお願いし、サージカルマスク1枚を渡したと説明した。なお、トラブルは現在発生していないとのことだった。

   ツイッターには、マスク非着用の客の入店を断っている店が複数見られる。東京都千代田区で5月22日から営業再開した電子部品販売の「秋月電子通商 秋葉原店」は「当面の間マスクの着用のないお客様はご入店いただくことができません」とツイート。アニメ・コミック関連商品の販売チェーン店の「アニメイト」も「アニメイト池袋本店」、「アニメイト新宿ハルク」、「アニメイト名古屋」など各店舗のアカウントで5月6日に、

「ご来店いただく際にはお客様の【マスク着用】を必須とさせていただきます」

と投稿していた。実際に店舗を訪れたとみられる人から「アニメイトでもいくかっておもったけどマスクなくて入れなかった」、「アニメイトといえばこの前マスクしてなくて入店できない人がいました」との報告が複数ある。

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