働くママ「新型コロナ」余波で退職 休校長引く子どもと仕事のはざまで苦悩

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

夫「家で仕事しないで子どもといられるからいいだろう」

   新型コロナウイルスの影響でやむを得ず仕事を辞め、休校中の我が子と自宅で四六時中一緒に過ごす苦労を語る女性にも、取材した。

「子どもは私と一緒にいられることを喜んでいますが、子ども同士で『一緒になってギャーギャー遊ぶ』ということがなく、遊びがワンパターンなので飽きてきています。ずっと2人きりなのがストレスですね。私が一人になりたい時間や、家や学校の資料整理に集中したい時にも乱入して来るので...」

   東京都で清掃業に就いていたが、電車通勤や業務内容自体に感染リスクがあり、「夫から行くのをやめるよう言われた」ため4月上旬に休職、数日後に退職した。ただ「仕事が好きで本当は働きたい」と明かす。

「先日、夫に『家で仕事しないで子どもといられるからいいだろう』と言われてケンカになり、後日『言い過ぎた』と謝ってきましたが、つらかったです」

   仕事を辞めて収入が減った分は、独身時代の貯金を切り崩してしのいでいる。ただ「今年いっぱいで底を尽きそう」と苦しい状況だ。女性は仕事を「辞めないで済むなら辞めない方がいいです。いつまで続くかわからないし、気持ちもお金ももたないです」と語った。

姉妹サイト