働くママ「新型コロナ」余波で退職 休校長引く子どもと仕事のはざまで苦悩

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   緊急事態宣言の延長に伴い、全国で多くの小・中・高校や特別支援学校が臨時休校を続けている。子どもを抱える夫婦共働きの家庭は、仕事と育児の両立に苦労しているようだ。

   女性向けウェブ掲示板「ガールズちゃんねる」に2020年5月12日、トピック「休校の対応で仕事休んでいる人」が立った。投稿主は週3回、パートで短時間働いていたが子どもがまだ幼いため、現在は夫が休みをとれた場合のみ時折出勤している。長引く休校を受け、「さらに申し訳ない気持ちでいっぱい」だという。

  • 働きたいのに…休校中の子ども抱える母の苦悩
    働きたいのに…休校中の子ども抱える母の苦悩
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幼い子を残して仕事に行けない

   トピックには「この状況だと仕方ない」と慰める声のほか、投稿者と同じ立場だと思われる人から、「復帰できたら精一杯会社と周りに恩返ししたい」といった意見が寄せられている。また「家庭の都合で休んだり出勤したりされるのは職場にとって迷惑なので辞めてください、ってはっきり言われた」と退職者の経験談も書きこまれている。

   働きたいのに、小さいわが子を家に残して仕事には行けない――。J-CASTトレンドは、そんな苦悩を抱える女性を取材した。徳島県で臨時の公務員として勤務していたが、新小学一年生の子がいるため、「4月3日から5月6日まで自主的に無給で休むことを選びました」。利用していた児童クラブは、昼食後の13時からだったため仕事を休まざるを得なかった。「子ども一人を家に残して行って、取り返しのつかないことが起きたら怖いから」だ。

しかし、

「これ以上休むわけにいかないと、無理を言って実家に子どもの世話を任せ、5月7日から仕事に出ています。家で(面倒を)見るのにも限界があり、本人も『早く学校に行きたい』と言っています」
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