静岡産「茶の実」オイル使用の抗菌マスク 長時間付けても臭くなりにくい

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   靴下メーカーの砂山靴下(東京都葛飾区)は、繊維事業などを手掛けるGSIクレオス(東京都千代田区)と共同開発した「『茶の力』抗菌マスク」を2020年5月中旬より発売する。

  • 「茶の実」のオイルを練りこんだ特殊繊維の抗菌マスク
    「茶の実」のオイルを練りこんだ特殊繊維の抗菌マスク
  • 「茶の実」のオイルを練りこんだ特殊繊維の抗菌マスク

茶葉のカテキン成分が作用

   GSIクレオスが開発した、静岡県産「茶の実」から抽出されたオイルと茶葉のカテキンを練りこんだ特殊繊維「『茶の実』ファイバー」(特許出願中)を使用し、砂山靴下が製造した。抗菌作用がある上、洗って再使用することも可能だ。

   J-CASTトレンドが砂山靴下第一事業部の杉山勝英さんに電話取材をすると、「あくまで抗菌作用であって抗ウイルス作用ではないので、新型コロナウイルスなど感染症に対して特別な有効性があるわけではありません」と説明する。

   その一方で、新型コロナウイルスの影響でマスクを長時間着用する機会が増えている。それによりマスク内環境は高湿度、かつ唾液等に含まれる菌の増殖でイヤな臭いが発生しやすくなるという。

「『茶の実』オイル自体の高い抗菌性に加え、茶葉のカテキン成分が作用することで、臭いの主原因であるそれら雑菌の増殖を抑え、長時間の着用でもマスクを衛生的に、臭くなりにくく保ちます」

   希望小売価格は1200円(税抜)。全国のバラエティショップ・ドラッグストア・ウェブ通販・カタログ通販等で順次販売予定だ。

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