「アベノマスク」使わないなら寄付しては 子どもやホームレスの助けになる

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「子どもたちにお譲りいただけないでしょうか」

   子どもたちへの支援活動を行うNPO法人「絆プロジェクト2030」(東京都渋谷区)は、DV(ドメスティック・バイオレンス)被害を受けた子どもたちの避難先のシェルターへ向けたマスクを募っている。

「100人くらいでも寄付をしてくれればいいと思っていました」

   と話すのは、理事長の永野秀樹さん。「実際には1500人以上の方から、3000枚を超えるマスクが送られて来ました。皆さんのご厚意に感謝しています。今後も定期的に寄付をしていただけると助かります」と話した。

   国立国際医療研究センター国府台病院(千葉県市川市)は2020年4月27日付で、ウェブサイト上に「あなたのマスクが子どもを守る」と題したマスク寄付の依頼を出した。政府支給のマスクと思われる画像を掲載し、

「支給された布製マスクを使用する予定のない方がおられましたら、千葉県内の児童相談所に保護された子どもたちや、児童福祉施設に入所している子どもたちにお譲りいただけないでしょうか」

   と呼びかけている。

   特定非営利活動法人HERO(宮城県仙台市)も、同様の寄付を募っている。

   (5月12日18時45分追記)

   国立国際医療研究センター国府台病院の担当者は5月12日、J-CASTトレンドの取材に対し、

「マスクのひっ迫状況については、厳しい状態が続いています。子どもたちの感染予防にご協力頂ければと存じます」

   と現状を訴えた。

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