2020年5月7日は、4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」の主人公ワニの四十九日だ。
しかし、ツイッター上には少し悲しい書き込みが相次いでいる。
「当時はどうなるかハラハラしてたのに」
「100日後に死ぬワニ」は、漫画家のきくちゆうきさんが自身のツイッターで連載していた作品で、連載中から大注目。20年3月20日に漫画が完結すると、衣料品に文房具など関連のグッズが発売され、4月8日には小学館から書籍化された。
ブームを巻き起こした「ワニ」。5月7日で四十九日を迎えた。しかし、ツイッターにはこんな投稿が続出している。
「もうすっかりワニくん忘れてたわ。。。当時はどうなるかハラハラしてたのに」 「あのワニのことなんて言われるまで忘れてたわ」
「俺はまだ100日後に死んだワニくんのこと忘れてねぇからな」と書き込む人もいたが、少数派。また「四十九日」をきっかけに「ワニくんに涙してからもうそんなにたったのか」「ワニくん死んでからそんな経つの!?時の流れ早すぎない?」と、月日の経過のスピードに驚く人も多くいる。
ランキング第1位も票数は
アニメグッズや土産品を手掛けるコムズ(岐阜県下呂市)が、20年3月21日から「100日後に死ぬワニ」のランキング投票を実施している。同社が販売する「100日後に死ぬワニ」の菓子「クランチボックス」を購入すると、QRコードから作中の好きなキャラクターに投票できる。
ランキングの状況はリアルタイムで見られる。しかし、投票開始から1か月半以上経った5月7日現在、ランキング第1位のワニの獲得票数はわずか53票。第2位のネズミは26票しか入っていない。
これについてもツイッターでは、
「100日後に死ぬワニの人気投票が票数少なすぎてヤバい」 「まず存在を知らなかった」
と話題に。また、投票期間が21年3月20日までとかなり長期にわたっており、「一番草生えるのはワニが100日の命だったのに投票期間が365日あること」「ワニの投票確認しに行ったけど投票期間の長さに一番びっくりした」という書き込みも目立った。