感染リスクから従業員守る6項目
利用客には良識ある行動を望むしかない。一方で、職場である飲食店やその運営企業側でも、従業員の感染リスクを下げる工夫ができるだろう。外食チェーンの業界団体・日本フードサービス協会は公式サイトに「外食産業のための新型コロナウイルス感染症対策」情報をまとめている。同協会に取材すると、担当者が6つのポイントを紹介してくれた。
(1)検温する
(2)こまめな手洗い
(3)マスクの着用
(4)店舗消毒
(5)レジガードの設置
(6)オペレーションの変更
(6)はこんな方法が考えられる。(a)お金の受け渡しは直接せず、トレーを介して行う、(b)ドリンクバーやサラダバーなどのサービス、自由に砂糖やミルクを取って使えるトッピングコーナーを廃止し、必要な分量を店員が取って届ける、(c)グラスやマグカップを使い捨て容器にする、などだ。