「しまった みずほ銀行口座はセブン銀行で入金も手数料とられるのか!」
こんな投稿がここ数日、ツイッター上で見られる。みずほ銀行に口座を持つ人が、セブン銀行ATM(現金自動預け払い機)利用時に手数料を取られたと嘆くつぶやきだ。原因は個人向け会員制サービス「みずほマイレージクラブ」入会者が、いくつかの取引条件を満たすと翌々月1か月間利用できる「うれしい特典」内容が2020年3月1日で変更されたことにある。
セブン銀、ローソン銀ATMの無料特典「なし」に
「コンビニATMの時間外手数料・ご利用手数料の無料特典は、イーネットATMご利用時が対象となります(セブン銀行ATMおよびローソン銀行ATMをご利用時の無料特典は終了させていただきます)」
「イーネットATMの時間外手数料・ご利用手数料の無料回数を『お取引状況に応じて月4回まで』から『お取引状況に応じて月1回から3回まで』とさせていただきます」
みずほ銀行公式サイトにある説明だ。この変更を知らないまま、無料特典が終わったセブン銀行ATMやローソン銀行ATMを使ったと思われる人が「ルール変わってるの知らなかった」、「いつの間に無くなったの」と3月1日以降、ツイッターでぼやいている。すでに終了から2か月が過ぎているが、知らなかったという人が一定数いるのだ。
三井住友に変更予定を聞くと...
三菱UFJ銀行も、コンビニATM利用手数料を変更した。5月1日から、セブン銀行ATM、イーネットATM、ファミリーマートに設置しているゆうちょ銀行ATMの利用手数料を原則、引き上げたのだ。毎月25日や月末日などは引き下げる。
三井住友銀行(SMBC)はどうか。公式サイト内「ATM手数料のご案内」ページには「2019年10月1日現在」とあり、直近で情報が更新された様子はない。今後ATM手数料について変更する予定はあるのかを取材すると、同社広報は「現状では特に予定していない」と回答した。