外食チェーン店・大戸屋が「おかずセット」の持ち帰り(テイクアウト)サービスを開始した。おかず2品、総菜2品が選べて税込1200円だ。
大戸屋はこれまでも、おかずとご飯がセットになったお弁当をテイクアウトで販売してきた。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ラインアップを拡充した形だ。
栄養満点、彩りも考えられた料理を自宅で
4品のおかず、総菜が詰め合わされた「おかずセット」にご飯を炊いて合わせると、2人もしくは2.5人ほどの分量になる。おかずは9種から、総菜は8種からそれぞれチョイスできるので、利用するたびにさまざまな組み合わせを楽しめる。
J-CASTトレンド記者は不要不急の外出を避けるため、家で食事を取る機会が増えた。献立や栄養に偏りが出てくるうえ、毎日総菜まで作る時間的な余裕はない。そこで「おかずセット」をテイクアウトで利用した。メインのおかずに「さばの炭火焼き」と「もろみチキンの炭火焼き」、総菜に「かぼちゃコロッケ」と「ほうれん草のごま和え」を選んだ。
一番おいしかったのは、さばの炭火焼き。身はふっくらして柔らかく、臭みはない。皮はパリパリだ。さばの塩焼きは自分で作ると魚焼き器を洗うのが面倒なので、手間が省けてありがたい。大根おろしと減塩しょうゆ付きなのも嬉しい。もろみチキンの炭火焼きは写真で見るより鶏肉が多く入っており、炭火の旨さが際立っていた。
総菜もボリュームたっぷりだ。かぼちゃコロッケはサクサクとした薄い衣に、なめらかで甘いかぼちゃがたっぷり包まれている。ほうれん草のごま和えは栄養があるだけでなく、食卓に彩りも加えてくれる。
大戸屋のテイクアウトサービスは、同社公式サイトでネット注文し、店舗で商品を受け取れる。飲食の宅配代行サービス「ウーバーイーツ」を介しての注文も可能で、初回注文が500円割引になるクーポンの用意もある。