新型コロナ感染拡大で人工呼吸器不足の懸念
今日、新型コロナウイルス患者によって病床のひっ迫が懸念されている。そうなると、医療機関は他症状に悩む患者に手が回らなくなる恐れがある。日清医療食品(東京都千代田区)は「昨今のコロナウイルスの感染拡大の中、人工呼吸器の不足も懸念される」として、誤嚥性肺炎の予防の啓蒙動画を4月10日に公開した。
動画では、肺炎は体力や免疫力が低下している高齢者にとって、命にかかわる病気であるとし、誤嚥性肺炎発生のメカニズムを説明。口の中の筋力が低下した高齢者にとって「ひと口大」や「きざみ食」など従来の「高齢者向け介護食」は、食べ物を飲み込むために「ある程度の塊を作る」作業を難しくさせると指摘し、噛む力・飲み込む力をサポートする食事を紹介している。