J-CASTトレンドと、うんち記録アプリを運営するウンログ(東京都渋谷区)・長瀬みなみさんが腸の調子を整えるための情報を全6回で、動画と文章でお伝えするシリーズ。
第2回は前回に引き続き「座ったまま数分でできる腸ストレッチ」だ。
お腹周り以外を刺激して腸活
腸活というと、お腹周りや食べ物に目を向けがち。ただ長瀬さんは「人体はあらゆる部位が繋がって機能しているため、お腹以外にも刺激を与えると腸活によい場所がある」と話す。今回注目するのは「おしり」と、へそ下や足などにある、便秘や消化器系、水分代謝に関わる「ツボ」だ。
(1)お尻ほぐし
長時間座ったままでいると、体重を支えているおしりに負担がかかり、骨盤が歪む。骨盤の近くにある、腸を支えている筋肉も凝り固まって腸の動きが悪くなるため、お尻をほぐすことで腸の動きを活性化させる。
・大臀筋(だいでんきん)ストレッチ:余裕がある場合は軸足の方向に体をねじると伸びが深まる。
・マッサージボールの美尻マッサージ:痛すぎる場合は乗せる体重を調整する
(2) ツボ
以下のツボを、親指の腹を使ってしっかりと押し込み、20秒程度の持続圧で刺激する。
・大巨(だいこ):おへそから指3本分、左右に移動したところから指3本下
・上巨虚(じょうこきょ):膝の皿のくぼみから、指8本下のすねの外側
・天枢(てんすう):おへそから指3本分、左右に移動した位置
・水分(すいぶん):おへそから指1本分上
・閑元(かんげん):おへそから下に指3本分