直近の週末、マスクを手に入れた人を対象に「どのように購入したか、時間帯はいつか」を聞き取ったアンケート結果がまとまった。
リサーチ・アンド・イノベーション(東京都港区)は、運営する家計簿アプリ「CODE(コード)」に登録された、大量のレシートと商品バーコード情報を基に2020年4月18日と19日で実際にマスクを購入できた全国の消費者を対象に調査。そのうちの969人に、さらに詳しくアンケート調査し20年4月23日に結果を公表した。
「薬局・ドラッグストア」「いつも買い物しているお店」
「どのように買えたのか」に対しては、「このお店にあるとは知らなかったが、来店したら買えた」が61.7%と、最も多かった。「たまたま品出しのタイミングだった」(28.1%)が続き、開店前から並んで購入した人はわずか3.3%だった。
来店前からマスクの入荷があると分かっていた51人は、売っていることをどのように知ったのか。「友達に教えてもらった」(33歳女性)、「知り合いから聞いて」(27歳女性)など、人づてに知ったと回答した人が多かった。
マスクをどこで買ったのか。6割が購入した場所に「薬局・ドラッグストア」を挙げた(60.1%)。次いで「スーパー」(16.5%)「コンビニ」(7.4%)という結果だった。購入した店のタイプは、全体の6割が「いつも買い物しているお店」(60.8%)。年齢が上がるにつれてその比率は高まり、60歳以上は78.6%がなじみのある店で購入したという結果だった。
なお、全体の96.3%が「購入時に個数制限をしていた」と回答し、91.4%が購入数は「ひとつ」だった。