今代司酒造 (新潟市)は、純米を使った酒「ソーシャルディスタン酒(シュ)」3種を2020年4月20日に発売した。パッケージにはそれぞれ社名「今代司」の3文字が振られている。
ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つことで感染拡大を防ぐことを、商品を通じて表している。
「またみんなで楽しくお酒を酌み交わしたい」
同商品は、「できる限りこのソーシャルディスタンスを保つことで感染拡大を防ぎ、終息の暁にはまたみんなで楽しくお酒を酌み交わしたい」という思いが込められた。
「今」「代」「司」のそれぞれのラベルには、同社からのメッセージが添えられている。
「ソーシャルディスタン酒今」は精米歩合65%の純米酒で、アルコール分は15度。コンセプトは「#離れていても心はひとつ」で、「少しさみしいけれど『今』は我慢して相手を思いやって過ごそう」というメッセージがある。
「ソーシャルディスタン酒代」は精米歩合55%の純米吟醸酒で、アルコール分は15度。コンセプトは「#お酒があれば離れてたって近づける」だ。「テクノロジーのおかげでオンライン飲み会も楽しめる時『代』」を表現している。
「ソーシャルディスタン酒司」は精米歩合60%の甘口純米吟醸酒で、アルコール分は11度だ。「#また酒蔵で会いましょう」という言葉と共に、「自分の心を『司』り、穏やかな気持ちをもってこの困難を乗り越えましょう。また自由が訪れるまで、酒蔵でお待ちしています!」との思いを込めた。
それぞれ300ミリリットルで、「今」が緑、「代」が青、「司」がピンクの色鮮やかなボトルに入っている。価格は順に450円、700円、650円(それぞれ税抜)。また、3本がオリジナル化粧箱に入ったセットでの販売も行う。セット価格は2000円(税抜)。
全国の酒類販売店や、同社の公式オンラインショップで購入できる。