修学旅行や体育祭は諦めムード
中学3年生男子の父親も、「留年は現実的ではない。周りがしたとしても(自分の)子にはさせません」と回答。「(勉強期間が短く)たとえ学力が足りていなくても、進級・進学はしたらいいと思います」。その代わりに、今すぐにでもオンライン授業を開始してもらいたいと望む。「大学のように、子どもが学びたい分野を自由に選択して学習できる環境を整えてほしい。今こそ子どもがわくわくしながら成長できる取り組みを始めるチャンス」と話した。
中3女子の母親も同じく「留年させない」。娘は今年度、高校受験に臨む。
「状況は周りも皆同じですから、勉強は今、家で出来ることをしっかりやって、コロナが落ち着いた後に補講などしてもらえればよいです。あとは本人次第ですね。高校受験せずどうしても留年したいというなら考えますが、親としては勧めません」
実施未定の修学旅行や体育祭は、周りの親も含めてもう諦めている、仕方ない、とのことだ。