ソニーは、「ブラビア」ブランドから、4K有機ELテレビ「A8H」など2シリーズ、4K液晶テレビ「X9500H」など4シリーズを2020年4月18日から順次発売する。
映像と音が一体の臨場感
いずれも、テレビ番組やネット動画など様々なコンテンツを美しく描き出す高画質プロセッサーの搭載に加え、大画面で課題とされる映像と音の乖離(かいり)を解消する独自の音響技術を採用するなど、映像と音が一体の臨場感ある視聴が楽しめる。
全モデルにBS4K/CS4Kダブルチューナー、「Android TV」機能を搭載し、4Kを含めた放送波に加えインターネット動画アプリにも対応。iPhone/Androidスマートフォンのコンテンツを簡単にストリーミングおよびミラーリングができるなどの連携機能もさらなる充実を図ったという。
有機ELモデル「A8H」「A9S」および液晶テレビのハイエンドモデル「X9500H」は高画質プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載。それぞれのパネルの特徴を存分に引き出した美しい映像が楽しめる。
液晶テレビ「X8550H」「X8500H」「X8000H」3シリーズは高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載し、様々な映像をHDR(ハイ・ダイナミックレンジ)相当にアップコンバートする「HDRリマスター」機能を実装する。
音響面では、いずれも「Dolby Atmos」フォーマットに対応。「A8H」「A9S」両モデルは有機ELパネル自体を振動させて映像と音の一体感を生み出す「Acoustic Surface Audio」、49V型を除く「X9500H」「X8550H」両シリーズには、映像から音が出ているかのような音響技術「Acoustic Multi-Audio」を搭載する。
ラインアップと市場想定価格(税別)は、6月6日発売「A8H」シリーズの65V型「KJ-65A8H」が42万円前後、同55V型「KJ-55A8H」が28万円。7月25日発売「A9S」48V型「KJ-48A9S」が23万円。
5月23日から順次発売「X9500H」シリーズは75V/65V/55V/49V型を用意し、40万円~23万円前後(49V型は価格未定)。5月16日から順次発売「X8550H」シリーズは65V/55V型の2モデル、25万円、17万円前後。4月25日から順次発売「X8500H」シリーズは49V/43V型の2モデル、15万円~13万5000円前後。
4月18日発売「X8000Hシリーズ」は75V/65V/55V/49V/43V型を用意し、価格は25万円~9万円前後。