英国を拠点に活動する、神出鬼没の覆面ストリートアーティスト「Banksy(バンクシー)」。その正体は謎で、オークションでは作品に高額の値がつく。
そのバンクシーが、新型コロナウイルスの影響なのか「在宅勤務」のようだ。2020年4月15日に自身のインスタグラムで「作品」を公開するとともに、ちょっとしたボヤキを書いている。
辻愛沙子さん「どこまでもユーモアがあって最高」
「My wife hates it when I work from home.」 (妻は僕が家で仕事をするのを嫌う)
バンクシーのインスタグラムでのコメントだ。公開された写真の場所は、バンクシーの自宅の洗面所と見られる。壁などに描かれた数匹のネズミが駆け回っていたずらしているかのような作品だ。便座を汚し、フックにぶら下がり、トイレットペーパーを散らかして、鏡を傾けている――そんな様子が生き生きと描かれている。
バンクシーの出身地とされる英国では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い多くの人が自宅で過ごしている。バンクシーもまた、外で活動できない状態のようだ。公開された作品は、「発想が面白い」「バンクシーでさえも在宅勤務」とツイッターなどに反響が寄せられている。
クリエイティブディレクターで、情報番組「news zero」(日本テレビ)の水曜レギュラーを務める辻愛沙子さんは、「どこまでもユーモアがあって最高・・・」と自身のツイッターに投稿した。
中には、
「結婚してたのか」 「バンクシーって妻いたんか」 「バンクシー、奥さんいたの?!」
と、投稿の中にあった「My wife」という単語に反応したのだろう。「知る人ぞ知る事実」だったのかもしれないが、この投稿で驚いた人は少なくなさそうだ。