新型コロナで大ピンチの宿泊施設を救え チケット先行購入、収束後に泊まりに行こう

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   国内のゲストハウス事業などを手がけるフルコミッション(札幌市)は、宿泊施設の支援を目的としたクラウドファンディングサービス「TRIPTICKET (トリップチケット)」を立ち上げ、2020年4月10日より加盟店の募集を開始した。経営難にあえぐ宿泊施設を支援する。

  • 支援者からの売上を宿泊施設に先払い
    支援者からの売上を宿泊施設に先払い
  • 支援者からの売上を宿泊施設に先払い

宿泊代は先に施設側へ支払われる

   新型コロナウイルスの影響により、全国の宿泊施設で廃業が起き、従業員が削減されている。各国の外出禁止令などに伴い訪日外国人は激減し、国内旅行者に関しても非常事態宣言が発令されたことで現在は皆無に等しい状況だ。

   「TRIPTICKET」では、支援者が宿泊希望するホテルのチケットを購入すると(予約時に現地決済を選択)、その購入費用が先に宿泊施設に支払われる(当月締め翌月末払い)。支援者はメールで電子チケットを受け取る。利用は今すぐでなくてよく、新型コロナウイルス騒動収束後、購入済チケットで宿泊できる仕組みだ。

   支援者は事前にチケットを購入する特典として、購入額に宿泊施設側が決めた割合を上乗せした分のサービスを受けられる。例えば宿泊施設が特典として10パーセントの上乗せを設定し、支援者が1万円を支払っていた場合、支援者は宿泊時にチケット購入額の一万円に特典分10パーセントを加えた額である1万1000円分のサービスを宿泊費込みとして受けられる。

   フルコミッション新規事業部の末永尋也(ヒロヤ)さんはJ-CASTトレンドの取材に、「現状まだ加盟店は100に満たないが、サービス始動から土日を挟んだ週明けの月曜日には、加盟の応募が一日で50~60件ほどあった。反響は悪くないと思うので、今後も加盟店増加に期待したい」と話した。

   サービス開始は5月初旬を予定している。

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