50枚入りの箱マスクが3500円売られていた
次に、16人にマスクの販売状況を直接取材した結果だ。
「4月2日にドラックストアやスーパーなどでマスクの在庫を見かけたか」という問いに、15人中13人は、「いいえ」と回答した。場所はいずれも東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県と首都圏だ。
「マスクあり」の2人の目撃情報は、東京都新宿区の四ツ谷駅構内にあるコンビニエンスストアと、千代田区の雑居ビルだ。コンビニには、20年3月31日と4月2日に3枚入りの袋マスクが売っていたとのこと。
雑居ビルでは、4月2日に50枚入りの箱マスクが3500円で販売されていたとの回答があった。J-CASTトレンドの記者が同日、実際にそのビルでマスクが販売されていることを確認した。薬局やスーパーではない店で、近づいてみると窓ガラスに「マスクあります」との貼り紙が。中をのぞくと、真っ白な箱に入った50枚入りのマスクが3500円で販売されていた。実は別の目撃談として、渋谷区でも同様に「1箱3500円」のマスクが売られていたとの証言があった。
今回の調査では、マスクが販売されていると答えた人はほとんどいなかった。店頭に十分な数量のマスクが戻ってくるのは、いつの日になるだろうか。