音響機器の輸入販売などを手がけるエミライ(東京都品川区)は、中国「FiiO(フィーオ)」のデジタルオーディオプレーヤー(DAP)「M15」を2020年3月27日に発売する。
USB DACとしても使える
旭化成エレクトロニクス初だという電流出力方式のDAC(デジタル・アナログ・変換回路)「AK4499EQ」2基を左右独立構成で搭載し、ノイズや歪みを抑え高出力を実現するなど、高音質パーツを惜しみなく投入したフラッグシップモデル。
DAPとしてPCMは384kHz/32bit、DSDは11.2MHzの再生が可能なほか、USB DACとしても活用でき、PCMは768kHz/32bit・DSDは22MHzに対応。「DSD変換モード」が第2世代に進化し、消費電力を劇的に改善。また「MQA」フォーマットのフルデコード機能も備える。
2.5/3.5/4.4ミリヘッドホン出力が可能なバランス設計のヘッドホンアンプを内蔵。高感度のイン・イヤー・モニターから低能率のヘッドホンまでアンプ部を最適化する「アクティブ・サーボパワー・テクノロジー」を搭載する。
バッテリー容量は7490mAhで、約3.5時間の充電で連続15時間の再生が可能。「DLNA」「AirPlay」「Wi-Fi music transfer」各ネットワーク再生に対応。Bluetooth 5.0をサポートし、SBC/AAC/aptX LL/aptX HD/LDAC各コーデックに対応する。
カスタム仕様のAndroid OSに独自アプリ「FiiO Music」をプレインストール。10点マルチタッチ対応の5.15型(1440×720ドット)IPSディスプレーを搭載。内蔵ストレージ(ユーザー使用可能領域)は52GB、microSDカードに対応(最大2TB)。
カラーはBlack。
市場想定価格は14万9000円前後(税別)。