新型コロナで高齢者「危険だから出歩くな」の声 でも「家で引きこもり」生活だって危ない

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家の中でラジオ体操、人混みを避けて散歩を

   フレイルを防ぐためには、「動かない時間を減らす」ことが重要だ。

   「『新型コロナウイルス感染症』高齢者として気をつけたいポイント」によると、まず、座っている時間を減らすためにテレビを見ている時でもCM中は足踏みをするなどして、体を動かす。さらに、筋肉を維持するために、家の中でのラジオ体操やスクワットも有効だ。外出は人混みを避けたうえで、「天気が良ければ、屋外など開放された場所で身体を動かしましょう。散歩はお勧めです」としている。

   その他には、「バランスの良い食事を摂る」、「口の中を清潔に保ち、できれば毎日おしゃべりして口周りの筋肉を維持する」、「家族や友人との支え合い」を心がけたい。この中で「家族や友人との支え合い」は、外出しにくい状況だからこそ、家族や友人と意識して交流することが大切だと説いている。ちょっとした挨拶や会話だけでなく、新型コロナウイルスに関する正しい情報共有でトラブルや不安の解消につながる、としている。さらに、生活用品の買い物や病院への移動などに困った際に、事前に話し合って助けを呼べる相手を考えておくことも重要とのこと。

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