購買データ収集業のリサーチ・アンド・イノベーション(本社:東京都)は、スマートフォン向け家計簿アプリ「CODE(コード)」で登録された情報を基にした「マスクの購買データ」に関する調査結果を2020年3月23日に公開した。
直近1週間で「最も買われたマスク商品」や「最もマスクが買われたチェーン」を、結果から明らかにしている。
ピーク時は1日2500件を超える購入数
「CODE」は買い物のレシートと購入商品のバーコードをスキャンすることで、提携するサービスのポイントに交換できる家計簿アプリ。調査ではアプリに登録されたレシートと商品バーコード情報をもとに、20年3月16日~3月22日の直近1週間のデータを可視化している。
購入チャンネル(経路)の中で最も多かったのは「薬局・ドラッグストア」で、2位の「コンビニエンスストア」を大きく引き離した。購入チェーン別でトップに立ったのはドラッグストアチェーンの「ツルハドラッグ」。2位と3位はそれぞれコンビニの「セブンイレブン」と「ファミリーマート」で、4位以下はドラッグストアの「ドラッグスギ」「マツモトキヨシ」「ディスカウントドラッグコスモス」が続いた。
商品別購入数ランキングではユニ・チャームの「超快適マスクプリーツタイプふつう」が1位で254件。2位以下は「PITTA MASK GRAY(3枚入り)」(アラクス、164件)、「超快適マスクプリーツタイプ小さめ」(ユニ・チャーム、105件)となった。
調査では、直近100日間のマスク購入数の推移グラフも公表している。見ると、昨年12月から今年1月中旬ごろまでは大きな増減が見られない。しかし、1月18日あたりから山が動き始め、ピークの1月30日には1日2500件を超える購入数に。2月以降は購入数が大きく減少し、以後3月中旬まで1日最大500件程度で推移している。