新型コロナウイルスによる影響で、マスク不足が深刻だ。ドラッグストアで品薄状態が続いており、「マスクが手に入らない」といったインターネット上の書き込みが見られる。
そんな中、ランジェリーブランドに格闘技用品店と、マスクメーカーではない企業が続々とマスクの販売を開始している。
しっとりした手触りの極上シルクサテン使用
シルクのランジェリーブランド「FUNTY」を展開するGarageVenture(東京都千代田区)は、シルク製の布マスクの再販を2020年3月20日に公式オンラインショップで開始した。
抗菌・抗ウイルス加工を施したコットンガーゼを合わせた布マスクで、手洗いすれば繰り返し何度も使える。50回以上洗濯しても、抗菌・抗ウイルス効果は持続するという。
マスクの表面にはしっとりとした手触りの極上シルクサテンを使用し、内側にはコットンダブルガーゼを使用。ふわふわで軽やかな着け心地が特徴だ。顔がすっぽり隠れるデザインで、ギャザーは下向きになっているため花粉がギャザーに溜まるのを防ぐ。
マスクのゴムはシルクサテンで包み込み、耳の負担を軽減した。また、自身のサイズに合わせて長さを変えられるように取り外し可能になっている。
現在、発売記念として購入者にインナーマスクを無料でプレゼントしている。マスク本体が汚れるのを防ぎ、肌触りや厚み、湿度等の調整に活用できる。
ピンク、ホワイト、ベージュの3色展開で、「布マスクシルク&抗菌・抗ウィルスコットンガーゼ簡易ゴムタイプ」は3300円(税込、以下同)、「布マスクシルク&抗菌・抗ウィルスコットンガーゼプレミアムゴムタイプ」は3800円。
なお、3月23日15時半の時点で一部商品は売り切れとなっている。
日本製の伸縮性のあるストレッチ生地
格闘技用品を扱うイサミ(埼玉県久喜市)は、公式サイトで「立体型マスク」を販売している。
同社の公式サイトによると、新型コロナウイルスの感染拡大に対し、社会貢献の一環としてマスクの製造を開始したという。武道格闘家や一般の人に、できるだけ早くマスクを届けることを目標に現在生産中だ。
製品は、伸縮性のあるストレッチ生地を採用している。マスクのゴムにも同じ生地を使っているため耳が痛くなりにくい。フィルターポケット付きで、繰り返し洗って使用できる。
商品販売ページでは、マスク内のポケットに市販のマスクフィルターかガーゼを入れて使用することを推奨している。
サイズはS、M、Lで、カラーは黒と白の2色がある。1人につき5点まで購入可能で、価格はSサイズが1100円、Mサイズが1210円、Lサイズが1320円。
随時生産を行っているが、受注数が多い場合は手元に届くまで時間がかかることもあるとのこと。
(2020年3月23日19時30分追記)内容に一部誤りがあり、修正しました。なお「FUNTY」公式オンラインショップによると、商品は追記時点ですべて売り切れとなっています。