食べすぎ防止には食後すぐ「歯をみがく」「残り物を片付ける」
摂取カロリーの見直しも重要だ。明治の「明治の食育」公式サイトでは、年齢や性別、身体活動レベルから必要なエネルギー量を確認できる。例えば18~69歳の男性の場合、「座り仕事が中心だが、歩行・軽いスポーツなどを5時間程度は行う」人なら2400~3000キロカロリーが目安になる。ただ、1日中ほとんど座っている「身体活動レベルが低い」場合の目安は2200キロカロリーだ。年齢、性別が同じでも、動き方の違いによって適切なエネルギー量は変わる。
つい食べ過ぎてしまう人には、東京都千代田区の診療所「こころとからだの元氣プラザ」公式サイト内にある「食べすぎ解消のコツ~どうして食べすぎてしまうの?」ページで紹介している、タイプ別食べ過ぎ対策法が役立ちそうだ。「ストレス解消・手持ち無沙汰など、空腹感とは関係ない理由で食べてしまう」タイプなら、以下の点に気をつけるとよい。
(1)目の届くところに食べ物を置かない・身のまわりから食べ物の誘惑を取り除く
(2)食事が終わったらすぐに食器を片付ける
(3)食後すぐに歯をみがく
(4)ストレスは食べること以外で解消する(運動、入浴、趣味など)
「満腹感がなく、だらだらと食べ続けてしまう」タイプの場合は、(1)あと一口、あと少し食べたいところでやめる(腹八分目)、(2)残り物はすぐ片付ける、(3)食べたいと思ったら、まず10分待ってみる、などがポイントだ。