ヘアカラー商品を展開するウエラプロフェッショナルは、ウェブムービー「会いに行く美容室」3編を2020年3月4日に公開した。
「自分のボーダーを超えて変わりたい」という思いを持つ3人が美容師からヘアカラーを施され、新たなスタートを切る姿を描く、ドキュメンタリームービーである。
「隠すためではなく、おしゃれのために」
動画は美容室向けカラーブランド「KOLESTON PERFECT+(コレストンパーフェクトプラス)の新色発売を記念して作られた。内容は「BREAK YOUR BORDER~人生に色をつけよう~」というブランドコンセプトとリンクしたものになっている。
1人目はアコースティックギタリストの葵ミシェルさん。「やりたいことをやってきたが、何かが弾けきれない」と悩んでいた。美容師は「新しい自分を切り開いてほしい」と黒髪からブロンドへのカラーチェンジを施す。新しい髪色でライブに臨んだ葵さんは「自分も想像できなかった自分になった。パワーを曲に込められたんじゃないかな」と、気持ちの変化を口にした。
2人目は72歳の主婦、藤井伊織さん。年齢などが原因で気持ちがふさぎ込みがちになり「家に閉じこもってしまう」と語る。白髪の藤井さんに対し、美容師は「隠すためではなく、おしゃれのためにヘアカラーを楽しんでもらいたい」とピンクがかったグレーヘアーを提案する。明るくなった藤井さんの姿を見た家族は「かわいい!」と大興奮。藤井さんは「チャレンジしてみたいという気持ちが湧いてきた」と語った。
公開1週間でいずれも4万回再生
3人目は江戸切子職人の三澤世奈さん。髪色を変えることで、伝統的な江戸切子に「自分なりの新たな表現」を加えたいと希望する。美容師は「モノづくりをする人はもっと自由でいい」とメッシュヘアーを施す。三澤さんの新しい髪色を見た工房の親方は驚きつつも、「江戸切子の本質は使い手を驚かせて魅了すること。世奈がどんな髪の色だって構わない」と、職人としての活躍に期待を寄せた。
動画はユーチューブで公開され、1週間経った20年3月11日時点でいずれも4万回再生を超える反響だ。