東日本大震災から9年。近年は地震だけでなく、頻発する台風や集中豪雨などへの備えも求められるようになってきた。
発災により一時避難を余儀なくされたり、停電・断水した状態で不便な生活を長期間強いられたりしたら――。そうした非常時に役立つのが「アウトドアグッズ」だ。J-CASTトレンドは、「キャンプグッズで備える」というコンセプトで防災グッズライン「LOGOS LIFE LINE」を展開するロゴスコーポレーション(大阪市)に取材し、防災用に置いておくと便利なアイテムを全4回にわたり紹介する。第1回は、キャンプ時に夜の視界確保に使う「ランタン」だ。
明かりを確保しながらスマホ充電
「パワーストックランタン2300・フルコンプリート」は最大1300ルーメンの明るさだ。ロゴスコーポレーション担当者によると「直視できないほど明るいという声が多い」。乾電池不要の蓄電式でUSBポートは2つ。例えばスマートフォン(スマホ)を同時に2台充電したり、スマホを充電しながらUSB給電の扇風機を使ったりと、モバイルバッテリーのように利用できる。フック付きのため、吊り下げて広範囲を照らせるほか、付属のマグネットを使えば車や冷蔵庫にも取り付け可能だ。価格は2万5400円(税抜き、以下同)。
「雰囲気がいい」とおしゃれキャンパーに人気なのは「Bambooコテージランタン」。USBケーブルでパソコンなどと繋いで蓄電するタイプのランタンで、スマホも充電可能。竹の風合いを生かした自然なデザインのためインテリアとして空間に溶け込み、吊る・置く・手持ちのすべてに対応する。明るさはロータリースイッチで好きなように調光できる。価格は1万3600円。