混雑度100%で「座席が埋まっている」
こうした投稿には共通して「乗車率の目安」を紹介する画像が添えられている。国土交通省の情報をもとに、テレワーク豆知識サイト「パステレ」が19年9月に紹介したものだ。パステレの公式ツイッターアカウントが投稿で示している国土交通省の公式サイトにある「混雑度の目安」は、以下の通り。
100%:定員乗車(座席につくか、吊革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる)
150%:広げて楽に新聞を読める
180%:折りたたむなど無理をすれば新聞を読める
200%:体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める
250%:電車がゆれるたびに体が斜めになって身動きできず、手も動かせない
つまり国交省によれば、混雑度100%の時点で座席が埋まっている状態だ。先に紹介したツイートのように、自分の想定と混雑度目安の間に差があると驚く人が多い。なお、国交省が19年7月18日に公式サイトで発表した、最混雑時間帯の前後1時間における三大都市圏主要区間の平均混雑率は、「東京圏(163%)」「大阪圏(126%)」「名古屋圏(132%)」だ。