「満員電車」と「電車ガラガラ」。相反する意味の語句が2020年3月2日、ツイッターのトレンドワードに同時にランクインした。
「電車ガラガラなんてことはなく満員電車」、「電車ガラガラなんて誰が言ったんだよ、満員電車じゃん」といったぼやきが聞こえてくる。国土交通省は新型のコロナウイルスの感染拡大を防ぐため、電車の混雑緩和を図る施策としてテレワークや時差通勤を呼び掛けている......はずなのだが。
「テレワーク」とツイッターで検索すると
「テレワーク」とツイッターで検索すると「今週末までコロナ対策でテレワーク」、「テレワーク楽すぎる」など、実際に実践している人の投稿が見受けられた。ただ、検索窓に「テレワーク」と入れると「できない」という語句がサジェスト表示され、嘆きのツイートが多く投じられている。
「テレワークなどできる環境にないので普通に出勤して普通に残業してます」
「テレワークとやらが出来ない職種なのが辛い」
一方で、コロナ対策とは全く別の次元で「満員電車」「電車ガラガラ」に絡む投稿も。こんな内容だ。
「満員電車が乗車率100%だと思い込んでました」
「もともと自分が思っていた『電車ガラガラ』が定義上の100%乗車率だったことに衝撃」
「電車ガラガラと思ってたのが100%だった」