家族が新型コロナウイルスに感染したかもしれない。あなたは、どうしますか。
厚生労働省は2020年3月1日、「ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合家庭内でご注意いただきたいこと~8つのポイント~」を公表した。
マスクは使用後も注意を
家族に感染が疑われる場合の注意点は次の8つだ。
(1)部屋を分ける
(2)感染者のお世話はできるだけ限られた人で行う
(3)マスクをつける
(4)こまめに手洗いをする
(5)換気をする
(6)手で触れる共有部分を消毒する
(7)汚れたリネン、衣服を洗濯する
(8)ゴミは密閉して捨てる。
各ポイントを見てみよう。
(1)は、家に子どもがいる場合や、部屋数が少なく部屋を分けられない場合には、少なくとも2メートル以上の距離を保つ、または仕切りやカーテンなどを設置することを推奨している。感染した本人は極力部屋から出ないようにし、トイレ、バスルームなど共有スペースの利用も最小限にとどめるようにする。
(2)は、心臓、肺、腎臓に持病のある人、糖尿病の人、免疫の低下した人、妊婦などは、感染者の世話を避けるように、としている。
(3)は、マスクの使用後にも注意が必要だ。使用したマスクはほかの部屋に持ち出さない、マスクの表面は触れないようにする、マスクを外す際にはゴムやひもをつまんで外すように。また、マスクを外した後は必ず、石けんで手を洗うかアルコールで手指を消毒するように、とのことだ。
J-CASTトレンドが20年2月8日に公開した記事では、マスクの正しい捨て方を紹介している。