栄養教育の専門家は夏休みを例に説明
休校による「無給食」の影響を専門家はどう見ているのだろうか。
児童の栄養教育を専門とする、お茶の水女子大学生活科学部食物栄養学科の赤松利恵教授は、J-CASTトレンドの取材に対し、
「夏休みのように長く給食がない期間もある。休校中の期間だけで、児童の栄養面を心配される必要はないのでは」
と見解を示した。
給食がない期間中、親たちはどんな食事を用意するのが理想なのだろうか。赤松教授は
「カップ麺などではなく、主食、主菜、副菜が整った食事、いわゆる『バランスが整った食事』を用意するのが重要かとは思います」と語る。
その上で、
「立派なメニューを作る必要はないでしょう。普通にご飯を炊いて、納豆のような主菜・たんぱく質源になるもの、野菜を準備できればいい。ご飯を炊ける炊飯器さえあれば、そこまで力んで(メニュー作りを)やらなくても良いのでは、と思います」
とした。