「いかつい」「怪しい」などのイメージがある「黒マスク」。だが最近は、新型コロナウイルスの感染拡大によるマスク不足で、初めて黒マスクを着けた人が一定数いる――。J-CASTトレンド編集部が2020年2月25日、ツイッターで実施した調査から分かった。
決してポジティブな印象だけではない黒マスクを初めて着用した感想は...。
気になるのは「周囲の視線」
日本でマスクと言えば「白色」が一般的だ。黒マスクは近年、若者を中心にファッションの一部として親しまれてきた。アンケート回答者からも「韓流スターが付けているイメージ」「白は予防と治療中など医療関連。黒マスクはおしゃれさん」などの声が寄せられた。
一方で、「良くも悪くも若くてヤンチャなイメージ」「正直な話、黒マスク=イタいみたいな印象がありました」と、黒い見た目が「悪さ」を印象付けるとして、これまで着用を避けてきたとする意見もあった。
新型コロナウイルスによるマスク不足。アンケート回答者からも、購入の際に色を選べず、仕方なく黒マスクを購入したという声が聞かれた。実際に着けてみて、何を思ったのだろうか。
黒マスク購入前は「いかつい」印象を持っていたという人は「超恥ずかしいし、じろじろ見られる」と周りの視線が気になることを告白。「仕方なく着けているけど、好んでは着けないと思います」と抵抗感を示した。
また「職場内でもイメージが悪く、接客業の職場では着けられない」「オフィシャルな場では着けられない。あくまでプライベート用」など、特に業務上では周囲からのイメージを気にして積極的には着けられないという声があった。
その一方で、「他人からチラッと見られることはあるが、自分自身では意外と違和感はなかった」「普通でした。今は皆さん色々なマスクを着用されているので、目立つことも無かったように思います」と周囲の視線が気にならなかったとする声も。中には「人が近寄ってこなくなるから楽」と、黒マスクの「いかつさ」を逆手に取る人もいた。