「教育」 シンママ西原理恵子が学校教育にモノ申す!

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4児の父、山本さん。全員私大は「微妙......」
4児の父、山本さん。全員私大は「微妙......」

   漫画家の西原理恵子さん、情報法制研究所 上席研究員の山本一郎さん、小羊肥ジャパン元代表の青山浩さんが、火鍋をつつきながら言いたい放題の「火鍋チャンネル」。第3回のテーマは「教育」について。かたいテーマとは裏腹に、3人の舌はますます滑らかに......。

中3で「ローマ字ってナニ?」

   現在、4人の子育て中の山本さん。第1回の「おカネとシアワセ」で、「全員私立に行ったらどうする?」と西原さんに問われ、「その辺微妙なんですが......。金が云々というより、行って本当に勉強すんのかよってのは強く思う」と話していた。

   そして今回、「自分に何かがなくても、きちんと状況が把握できるノウハウって必要。そういうものをちゃんと教えてくれるところに行くのがいいと思う」と語る。

   「そこにはおそろしい奨学金という名前のサラ金が待っているわけですが」と西原さんが茶々を入れると、「学校行って勉強して、学歴を得る代わりに借金してそれを買うという発想で、それはやっぱり返さなあかんお金ですよ」と青山さん。「そりゃ(青山さんが)灘高・東大だから...」(西原さん)。微妙にかみ合っていない会話が面白い。

   さらに、「中学の大事な卒業式に、就職あっせんの先生に、ローマ字ってナニ?とか聞くような子がいるんですよ」と西原さんが言えば、「ぶっちゃけ、英語は社会人になってからほとんど必要なかったです」と青山さん。すかさず「英語じゃなくてローマ字」と西原さんが突っ込む。今回は、そんな2人の応酬が見どころだ。

   そして、シングルマザーとして2人の子どもを育ててきた西原さんが考える「ローマ字よりも何よりも、女の子に先に教えておかなくちゃいけないこと」とは......? 本当の「教育」とは何かを考えさせられる。

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西原理恵子(さいばら・りえこ)
漫画家。1964年高知県生まれ。武蔵野美術大学卒。88年、週刊ヤングサンデー『ちくろ幼稚園』でデビュー。代表作に『ぼくんち』『毎日かあさん』など。母から娘に向けた生き方指南『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』は30万部のベストセラーに。ほか、『りえさん手帖』『ダーリンは74歳』など著書多数。
公式サイト:http://toriatama.net/

山本一郎(やまもと・いちろう)
情報法制研究所 上席研究員。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。IT関連のコンサルティングやコンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査を手掛ける。介護と育児の「Wケア」に奔走しつつ文筆活動もこなす。著書に『ネットビジネスの終わり(Voice select) 』『ズレずに生き抜く(文芸春秋)』など。
公式ブログ:https://lineblog.me/yamamotoichiro/

青山 浩(あおやま・ひろし)
株式会社小肥羊ジャパン元代表取締役。1973年大阪府生まれ。東京大学法学部卒。2005年、株式会社ウェブクルー代表取締役社長を経て06年小肥羊ジャパンを設立。勲五等タイ王冠勲章の受勲経験も持つ謎の実業家。何モノかは、西原さんによるウェブ漫画『青山浩と西原理恵子の太腕繁盛記』(https://note.com/xfy_saibara)に詳しい。
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