ロボット掃除機を手がけるアイロボットジャパン(東京都千代田区)は、ロボット掃除機「ルンバ s9+」を2020年2月28日に発売する。ロボット専業メーカーの同社が30年で培った技術を投入し、「ルンバ」史上最大の吸引力と清掃力を実現したというフラッグシップモデル。
「D型シェイプ」へとデザイン一新
清掃機能を高めるためデザインを"D型シェイプ"へと一新。前方に搭載した高性能センサーにより、部屋の隅や壁際の隙間などのゴミも徹底的にとらえられる。
光学センサーで毎秒23万400以上のデータポイントを収集しプロセッサーで処理。間取りなど各部屋の環境を正確にマッピングして学習する独自の「vSLAMナビゲーション」を搭載。現在位置を正しく認識して清掃済みと未清掃のエリアを判別、より素早く効率的に働くという。
従来モデルから約30%幅が広くなった2本のゴム製「デュアルアクションブラシ」を装備し、カーペットやフローリングなど床の表面に合わせて柔軟に対応。さらに40倍アップしたという吸引力で、微細なゴミやペットの毛まで逃さず取り除ける。カーペットでは自動で吸引力を高める「パワーブースト」が作動し、奥に潜むゴミやホコリも吸い上げる。
コーナーブラシは角度26度に設計され、部屋の隅や角まで入り込んでしっかりとかき出し、クリーニングヘッドが残さず吸い込む。
花粉やカビなどのアレルゲンを99%捕集し、ダスト容器に閉じ込める。ゴミは「クリーンベース」内の、ダスト容器30杯分のゴミが収納できる密封型紙パックへ排出する。
また、同社の床拭きロボット「ブラーバジェットm6」との連携機能、スマートフォンアプリ「iRobot HOME」からの操作にも対応する。
交換用フィルター1個、交換用コーナーブラシ1個、交換用紙パック1個が付属する。
「公式オンラインストア」での直販価格は16万9800円(税別)。