鼻出したまま、顎にかけるのもNG
咳をした後にマスクを裏返して使うのも、外側に付着している恐れがある汚れやウイルスから感染するリスクを高めるため危険だ。そのほか、衛生用品の製造・販売を行うA.R.メディコム・インク・アジア・リミテッド(神戸市)の公式サイトによると、間違ったマスクの着用法には以下のようなものがある。
(1)ノーズピースとプリーツ(ひだ)を合わせていない
鼻の横のすきまから入ってしまう
(2)口だけを覆い、鼻は出ている
自分の咳などが飛散しない効果はあるが、自分の保護ができない
(3)着用していたマスクを顎にかける
顎の部分には飛散物が付着している恐れがあり、それがマスクの内側についてしまう
(4)ゴムひもがゆるい
肌との接着面の数箇所に隙間ができ、入ってきてしまう
使い終えたマスクは、新たな感染源となりうるリスクがある。ポイ捨てせずに然るべき手段で処分することが大切だ。J-CASTトレンドが2月8日に公開した記事「マスク使い終えたらどうしてる? ウイルス付着の恐れ、ゴミ箱にそのまま捨てるのは危険」で、正しい廃棄の仕方を紹介している。