三井不動産ホテルマネジメントが運営するホテル「三井ガーデンホテル札幌ウエスト」が2020年2月20日、JR札幌駅前に開業する。
客室数は全169室。クレープをスイーツとしてだけでなく、「主食」としても楽しめるカフェレストランが目玉だ。
朝は「主食」、昼は「スイーツ」
ホテルはJR札幌駅から歩いて4分ほどの場所に立地し、観光名所として知られる赤レンガの建物「北海道庁旧本庁舎」も近い。1階のロビーでは、吹きガラスをモチーフとした天井照明、廃材で作られた熊のオブジェなど北海道ゆかりのインテリアが出迎える。
2階のカフェレストラン「さんかく堂」では、クレープを主役とするメニューが時間帯ごとに異なる形で登場する。
朝6時半~10時の朝食のビュッフェでは、クレープを日替わりのソースや北海道産ベーコン、ウインナーなどのおかずと合わせることで「主食」として楽しめる。
正午~20時は、大人をターゲットに「スイーツ」としてのクレープメニューを提供。バナナとラムレーズンを使ったそば粉のクレープ、イチゴとミョウガを合わせた竹炭入りのクレープなど、独創的なクレープ5種類が味わえる。
さんかく堂のメニューをプロデュースしたのは、札幌市内や東京都内でパフェ専門店を展開する「GAKU」代表取締役・橋本学さん。さんかく堂を女子高生などが立食するような従来のクレープ店とは違うコンセプトにしたかったと言い、「大人でも『クレープを食べたい』という人はいる。(そうした人が)座って食べられる『大人向けのクレープ店』を作った」と語った。