121日間をかけて全国47都道府県を巡る2020年東京五輪の聖火リレーが、2020年3月26日にスタートする。そのPRイベントを、日本コカ・コーラが20年2月12日に行った。同社は、「東京2020オリンピック聖火リレー」のプレゼンティングパートナーだ。
会場となった東京・六本木ヒルズアリーナには、同社チーフ・オリンピック担当・オフィサーで元競泳選手の北島康介さんが登場。聖火リレー本番で、ランナーの伴走車として使用されるオリジナル車両が披露されたほか、日本全国7都市から集った一般聖火ランナー7人が登壇し意気込みを語った。
聖火リレーの伴走車3台、コンボイ車両に「格好いい」
イベント冒頭、自らが熱心に取り組んで周囲に喜んでもらったエピソードをMCから聞かれた北島さんは「五輪で結果を残したこと」と、"水泳一色"だった現役時代を振り返った。また、来る2020東京五輪を踏まえて次のように語り、
「今年は色々な選手が僕と同じ気持ちを味わってくれるのかな...『超気持ちよかった』」
とニヤリ。2004年、アテネ五輪男子平泳ぎ100mで優勝した際に発した名言だ。北島さんは続けて「待ってましたよね?(笑)」と付け加え、場を沸かせた。
今回披露されたオリジナル車両は全3台。まず本物のトーチと記念写真を撮れるフォトスポットが施された牽引車が特徴の「フォトブース車両」。次に、聖火リレーが通過するまで90分ほど停車し、見晴らしのいい場所から聖火ランナーを応援できる2階建ての「特別観覧車両」。そして、沿道の観客にコカ・コーラ社の冷たい製品やマフラータオルをサンプリングする、全長約12メートルもの巨大な伴走車「コンボイ車両」だ。北島さんはコンボイ車両の除幕を行い、自身のすぐ背後に現れた一台に「格好いい」と目を輝かせていた。