「『何歳に見える?』の正解教えて」。2020年2月5日、女性向けウェブ掲示板「ガールズちゃんねる」にこんなトピックが立った。投稿主は勤務先で客から「私って童顔だけど結構歳いってるんですよ、いくつに見えます?」と聞かれた際のエピソードを明かし、「年齢を聞かれたときの正しい答え」を教えてほしいと書き込んでいる。
「適当にはぐらかしていると『こう見えて35歳なんです、うふふ』との答え。いやいやまんまだし、なんなら40代に見えますけど、と心の中で呟く私。以前にも若く見積もっても還暦前後の女性の同様の質問に『50歳』とサバ読み気味に答えたら、まさかの40代で気まずくなってしまいました」
「想像より若く答える」のが無難?
トピックを記者が見た限り、対応の仕方は大きく4つに分かれるようだ。「笑ってごまかす」、「えー、いくつだろう???(ニコニコ)私はそれでシラを切り通す」といった「ごまかす」派。「何歳か、分かりませ~ん!と答える」、「えーわかんないです。おいくつですか?」など、自分は答えず逆に質問する派。
割合が多いのは「想像より若く答える」派だ。
「とりあえず見た目より5歳若めに言っとく」
「ありえないくらい若めに答えています」
「想像-10歳だと無難」
一方で、「正直にそのまま言えばいいじゃん!」、「見た目そのままの年齢を答える。答えによってより気まずくなるのは絶対に相手側だから」と、素直に感想を述べるようアドバイスする人もいた。
「考えるのが面倒くさい」「真剣に当てに行く」
J-CASTトレンドは20~50代の男女30人を対象に「女性から『私、何歳に見える?』」と聞かれた際にどう答えるかを選択形式で尋ねた。回答数と主な理由は以下の通り。
・ごまかす(男性1人、女性1人)
「どれだけ聞かれても、『どうですかねー?』と返す。下手に答えてトラブルになるのが怖いので」(男性)
「ただただ笑って流します。考えるのが面倒くさい」(女性)
・想像したより若い年齢を答える(男性5人、女性8人)
「場を無難に収めたいので、マイナス5歳前後で答えます」(女性)
「30代前半かな?と思ったら20代後半だと言っておく。具体的な数字を出さずに、年代で答えると波風が立たない気がする」(男性)
・「わからない、いくつ?」と聞く(男性4人、女性3人)
「正直どうでもいい。おべっかを使う必要もないので、さっさと答えを聞いてしまう」(男性)
「聞かれても本当にわからないから」(女性)
・見たままを正直に答える(男性5人、女性3人)
「『わざと若い年齢を言っている』と思われたくないので」(男性)
「顔や手、服装の感じを見たうえで真剣に当てに行きます。大体当たります」(女性)
「率直に答えすぎてぎくしゃくしたことがあります(笑)。笑い話にできればいいんですが、そううまくもいかないですね」(男性)