2月3日は、節分の豆まきの日だ。鬼を家に近寄らせないよう炒った豆「福豆」をまいたり、厄除けのために恵方巻きを食べたりして、一年の健康と安全を祈る。豆は年の数だけ食べると邪気が払われるとされるが、年齢を重ねるにつれ「つらい」と感じる人が出てくる。現に2020年2月3日、ツイッターにはこんな投稿があった。
「私はもう、年の数だけ福豆を頂くのはキツいんだけどなー」
「豆を年の数だけ食べて邪気を払い福を取り込むと良いと言われていますが 全部食べるのは厳しいお年頃に... 十の位と一の位を足した数でいいかしら」
こうすれば「食べたのと同じご利益」
記者も「年齢の数だけ豆を食べるのはつらい」ひとりだ。少しでも楽に邪気を払う方法はないかと思っていたところ、静岡茶のメーカー・葉桐の公式サイト内にあるスタッフブログで「福茶」という飲み物が紹介されていた。なんと「歳の数の豆にお茶を注ぎ、『福茶』として飲むと、食べたのと同じご利益がある」。
作り方は簡単で、湯呑みに福豆を好きな数だけ入れて、熱いお茶を注ぐだけ。茶葉と合わせて急須に直接入れても、香ばしいかおりがしっかり楽しめる。また、あらかじめ豆を軽く炒っておくとさらに香ばしさが増す。ブログによると、
「『福茶』というと梅や昆布を入れて楽しむ場合もありますが、豆だけでも充分楽しめます」
とのこと。この方法なら無理をして豆をたくさん食べなくても、手軽かつおいしく「厄除け」できそうだ。