地元の定番の味と、東京のグルメを同時に楽しめる
次に、担当者が「『福岡風』お好み焼きを生み出したどんどん亭ならではのメニュー」として紹介してくれたのは「福岡風ねぎ焼き」だ。コーンにベーコン、そしてたっぷりのねぎトッピングを生地と共に焼いて食べる。コーンとねぎの甘みがふんわりと口に広がり、思わず目を閉じて味わってしまった。
同店は「もんじゃ焼き」も取り扱っている。記者は「ブタ・イカ・エビ」のオーソドックスな「三色もんじゃ」を注文した。担当者によると「もんじゃメニューの中では人気No.1」。だしに対して具材の割合が多く、一枚だけでしっかりお腹に溜まった。もんじゃ焼きは「食べたことがない」「作り方がわからない」という理由で頼まない利用客も少なくないようだが、担当者は「ダークホース的メニュー」だと期待を寄せる。
「他のメニューと比較すると、やや敷居が高いのかもしれませんが、一度食べるとリピーターになる人は多い。もんじゃ需要の高まりを感じています」
地元の人にとっては食べ慣れた味を楽しむとともに、もんじゃデビューを果たす場にもなっているようだ。