お笑いトリオ・四千頭身でツッコミを務める後藤拓実さん。
「お笑い第七世代」の一角としてテレビで活躍を続けているが、2020年1月28日に自身のツイッターで投稿した「カミングアウト」ツイートに共感の声が寄せられている。
「誰にも言えずさぞお辛かったでしょう」
「いつか言わなきゃと思ってました」と重々しい雰囲気で切り出す。何かと思えば...。
「ムシキングをやらずラブandベリーやってました」
後藤さんが言う「ムシキング」とは、ゲームセンター等にあったアーケードゲーム「甲虫王者ムシキング」のこと。手持ちのカードを使ってカブトムシやクワガタなどの虫を戦わせるルールで、2003年から2010年まで稼働した。2015年には「新甲虫王者ムシキング」として再出発したが、こちらは2018年に終了している。
一方の「ラブandベリー」とは、ムシキングと同じセガのアーケードゲーム「オシャレ魔女ラブandベリー」のこと。服や靴など手持ちのカードを使って「オシャレ魔女」をコーディネートし、ダンスで戦うルールだ。こちらは2004年から2008年まで稼働した。
いずれも2000年代を代表するアーケードゲームとして多くの子どもたちに愛されたが、当時は男の子なら「ムシキング」、女の子なら「ラブandベリー」で遊ぶ傾向が強かった。それでも後藤さんは、「ラブandベリー」で遊んでいたとカミングアウト。
ツイッターユーザーからは「誰にも言えずさぞお辛かったでしょう」と後藤さんの心中を察する声や、「俺らもラブベリやってました」と後藤さんと同じ立場だった男性ユーザー、「私はラブandベリーをやらずにムシキングやってました!」と後藤さんと逆の立場にあった女性ユーザーによる共感の声が聞かれた。
ツイートは反響を呼び、20年1月29日正午時点で1万を超えるリツイートが集まっている。