輸入販売などを手がける葉山社中(神奈川県葉山町)は、低温調理器「BONIQ Pro(ボニーク・プロ)」を、2020年1月21日に公式サイトおよび「Amazon.co.jp」などオンラインで先行発売した。家電量販店での一般発売は春以降順次の予定。
1200Wへパワーアップ スマホアプリからの操作にも対応
一定の温度と時間管理により、真空状態の料理を湯せんして"ほったらかし"調理が可能。飲食店のニーズに対応したというプロ仕様モデル。初代モデルの800ワットから1200ワットへパワーアップし、設定温度への到達時間が40%短縮したほか、一度に約1.5倍の調理が可能だという。
フルアルミのボディーへの改良により防水力を大幅に向上(IPX7)しながら、36%のサイズダウンを実現。デザインはアップル製品へのオマージュだといい、電源ケーブルには質感の高いラバー素材を使用したほか、電源プラグも金型を起こしてロゴを刻印するなど高級感を演出している。
ボトムキャップにマグネットを備え、磁石が付く材質のものならホルダー不要で自立できる。クリップ式ホルダーを装着すれば鍋やコンテナなどにも簡単に取り付けができる。
Wi-Fi接続に対応し、2月下旬にリリース予定のスマートフォンアプリを使用すれば外出先から温度設定の変更や調理操作が行えるという。最初の45分は80度、次の15分は90度などの「マルチステップ加熱」なども可能になる。
設定時間は1分~99時間59分、温度範囲は5~95度。湯せん容量は5~20リットルの鍋。
カラーはコスモブラック、ノーブルシルバーの2色。
価格は2万9800円(税別)。