ニコンイメージングジャパンは、デジタル一眼レフカメラ「D780」を2020年1月24日に発売する。
プロフェッショナルモデルから引き継いだという高性能や多彩な機能を搭載。動きの速い被写体から「瞳AF(オートフォーカス)」機能を使用したポートレート撮影、4K UHD対応のHDR(ハイ・ダイナミックレンジ)動画まで、幅広い撮影が高画質で楽しめる。
像面位相差AFをニコン製デジタル一眼では初搭載
像面位相差AFを同社のデジタル一眼レフカメラとして初搭載。同AFとコントラストAFを状況に応じて自動的に切り替える「ハイブリッドAFシステム」により、ファインダー撮影、ライブビュー撮影ともに高度なAF性能を備える。
有効画素数2450万画素の裏面照射型CMOSセンサー、画像処理エンジン「EXPEED 6」を搭載し、ISO感度100~5万1200の広い常用感度域を実現。高感度ながら解像感を保ちつつノイズを低減する。
ボディーは上面と背面カバーにマグネシウム合金を使用したモノコック構造。高剛性と耐久性、軽量化を実現した。各所にシーリングを施すことで防塵・防滴性能を確保している。
バッファーメモリーを大容量化し、最高で毎秒約7コマの高速連続撮影時には14ビット・ロスレス圧縮RAWでも前モデル「D750」の約4倍という約68コマの連続撮影が可能。「SnapBridge」アプリをインストールした端末へのRAW画像の転送やフィルタリング設定、Bluetooth接続によるリモート操作が行える。
タッチ操作対応の3.2型TFT液晶モニターを装備。レンズマウントはニコンFマウント。記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード。
価格はオープン。