レンジで8分、チャーシューが作れる
味の素は、「新たな食体験の提案」と新製品を発表した。
味の素食品事業本部の山﨑誠也さんは、家族や仲間とゲーム感覚で食事をする「勝ち飯スタジアム」について説明。同社が行う、日本のトップアスリートたちの体づくりをサポートする栄養プログラム「勝ち飯」を、自宅でも楽しく体験してもらおうというものだ。この日は、ホットプレートを左右2つのサイドに分けて、異なるメニューを作る新しい食べ方を提案した。味の素の製品を使用した栄養満点のメニューで、どちらがより元気になるか競い合いながら食べてもらいたいと話し、「ほんだし」を使用した「だしマヨシーフード焼きうどん」などのレシピを公開した。今後、東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて、五輪観戦チケットが当たる企画や番組タイアップキャンペーンを行っていくという。
食品事業部の青貫浩之さんは、新商品として、電子レンジを使って短時間でチャーシューが作れる合わせ調味料「スチーミーSteam Me <豚チャーシュー用>」を挙げた。独自開発した、圧力調理ができるパウチに、香味野菜や香辛料をブレンドしたタレが入っている商品で、青貫さんは実際に作ってみせた。パウチに豚肉を入れてもみ込みレンジで8分加熱、そこから5分蒸らすだけで、本格的なチャーシューが完成した。食べてみると、豚肉の味を引き立てるタレは絶妙な味わいで、箸が進む1品だと感じた。