北海道土産の定番「木彫りの熊」がちょっと違う サケくわえず愛らしく変身

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ツイッター注目で売れ行き1.5倍に

   J-CASTトレンドは、「函と館」を手がける函館空港ビルデングの担当者を20年1月7日に取材した。

   担当者によれば、商品は「木彫りの熊」発祥の地とされる北海道八雲町で伝わる彫り方「面彫り」で作られたものだという。「面彫り」は木の素材を生かし、粗めに木を削ることで、ずんぐりとした独特な形の熊に仕上げる技法だ。

   「函と館」は函館市や八雲町のある道南地域(北海道南部)の魅力発信をコンセプトに掲げるショップ。「木彫りの熊」で有名な八雲町の魅力を伝える上で、

「今の世の中にフィットする、置きやすく親しみやすいようなデザインに変え、新しい木彫りの熊を開発しました」

と担当者は語った。

   この「木彫りの熊」は2020年1月6日前後にツイッターで注目を浴びたが、担当者によればその後、通常の1.5倍程度の売れ行きがあったという。さらに、1月7日の取材時点では「このままのペースで行くと欠品になる可能性もある」と説明。売り切れた場合は、1月中の次回入荷まで待つ必要があるという。

   また、クマ以外にも「面彫り」で作られたキタキツネ、エゾフクロウ、シマリス、エゾユキウサギの木彫りがあり、各1300円(税抜)で購入できる。

   いずれも函館空港以外の売店では販売していないが、メールで問い合わせれば通信販売での購入も可能だ。

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