滝沢さん「こだわりがないことがこだわり」
トークセッションでは、滝沢さんが「住まい」へのこだわりと、今回手掛けたスタイリングのポイントを語った。
「REGNUM COURT」について、「自分の家と似ている部分が多かったです。我が家には、(外に壁があるため)夜になったらカーテンを閉めるという感覚がありません。(自宅は)プライバシーがしっかり確保されていながら、開放的な空間で人の気配が感じられる家で、共通していると思いました」とにこやかに語った。
今回滝沢さんがスタイリングしたのは、モデルルーム3階フロアのリビング・ダイニング・キッチンだ。自宅でもよくホームパーティーを開くそうだが、「こだわりがないことが、こだわり」だと言う。
「ナイフとフォークがきっちりテーブルにセッティングされているよりも、来てくれた人がラフに過ごしてもらえるように、食器はまとめて置いて必要な分を取ってもらったり、自由な空間を目指しています」
と話し、今回のスタイリングでもそこを意識したと明かした。
イベントでは、実際に滝沢さんがスタイリングしたスペースを内覧した。リビングとダイニングのテーブルの上にはそれぞれ植物やフルーツ、酒、ビンなどがたくさん置かれていたが、統一感があり不思議と窮屈さを感じない。ひと続きの空間は開放感があり、外から差す光のあたたかみに満ちていた。