イチゴと山椒の組み合わせ、口に入れた瞬間に
続いて、バレンタインコレクションで販売されるチョコレートの試食会だ。
振る舞われた4種類のチョコレートについて、ブノワ・ニアン氏が自ら説明した。ミントのチョコレート「Menthe(マント)」は、新鮮なミントの葉を使用したダークチョコレートガナッシュで、「作る日の朝に市場へ行って手に入れたフレッシュなミントを使用しています」と明かした。
中には、ストロベリーゼリーと華北山椒を使用したチョコレートも。これについては「ユニークでチャレンジングなチョコレート」とコメントした。記者が食べてみると、山椒のスパイシーな香りが上品に広がり、ストロベリーゼリーの甘さと見事に調和していて驚いた。どのチョコレートも舌触りがなめらかで、口に入れた瞬間から溶けていった。
最後に、「今後は日本の食材を使ったチョコレート作りにも挑戦したい」と意欲を見せた。