ベルギーの職人によるこだわりの製法 「ブノワ・ニアン」バレンタイン向けチョコレート

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   ベルギーのチョコレートブランド「ブノワ・ニアン」は、2020年のバレンタインコレクション発表会を2019年11月27日、ベルギー大使館(東京都千代田区)で開いた。

   発表会では、ブランド名になっているカカオ職人・BENOIT NIHANT(ブノワ・ニアン)氏のこれまでの経歴が説明された。また、チョコレート作りにおけるこだわりが本人の口から語られた。

  • ブノワ・ニアンの2020年バレンタインコレクション
    ブノワ・ニアンの2020年バレンタインコレクション
  • ブノワ・ニアン氏(右)
    ブノワ・ニアン氏(右)
  • 2004年にショコラティエになった際、母親からプレゼントされたショコラポット
    2004年にショコラティエになった際、母親からプレゼントされたショコラポット
  • 一つひとつのチョコレートにこだわりが詰まっている
    一つひとつのチョコレートにこだわりが詰まっている
  • ブノワ・ニアン氏思い出のアイテム
    ブノワ・ニアン氏思い出のアイテム
  • 会場ではパネルも展示されていた
    会場ではパネルも展示されていた
  • (左から)カカオ74%のチョコ、ストロベリーゼリーと山椒のチョコ、ミントのチョコ、コーヒーのチョコ
    (左から)カカオ74%のチョコ、ストロベリーゼリーと山椒のチョコ、ミントのチョコ、コーヒーのチョコ
  • ブノワ・ニアンの2020年バレンタインコレクション
  • ブノワ・ニアン氏(右)
  • 2004年にショコラティエになった際、母親からプレゼントされたショコラポット
  • 一つひとつのチョコレートにこだわりが詰まっている
  • ブノワ・ニアン氏思い出のアイテム
  • 会場ではパネルも展示されていた
  • (左から)カカオ74%のチョコ、ストロベリーゼリーと山椒のチョコ、ミントのチョコ、コーヒーのチョコ

チョコ作りはカカオ農園を訪ねるところから

   ブノワ・ニアンは現在、日本に店舗をもたないが、2020年1月中旬より三越、伊勢丹など全国の百貨店でバレンタインコレクションを販売する。

   ブランドの特徴は、「Bean to Bar」といわれる製造スタイルを用いた「シングル・オリジンチョコレート」だ。Bean to Barは、チョコレートの原料であるカカオ豆の選別から、焙炒、調合、成形までと、チョコレートになるまでの全工程を一貫して手掛ける製法で、徹底した品質管理が必要となる。

   シングル・オリジンチョコレートは、ひとつのカカオ畑で、その畑に適した1品種だけを栽培する「シングル・オリジン」のカカオを使ったチョコレート。ブノワ・ニアン氏は、自ら世界のカカオ農園を訪ね、生産者と共にカカオの栽培から携わるとし、こう語った。

「99%のチョコレートメーカーは、材料を企業から買って色々な種類を混ぜて作りますが、私はカカオそのものの味わいを引き出すために、シングル・オリジンにこだわりをもってやっています」

   発表会場では、ブノワ・ニアン氏が母親にプレゼントされたショコラポットや、カカオ農園を訪ねる際に欠かせないというつば付きの帽子「パナマ帽」など、自身の思い入れがあるアイテムを展示していた。

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