家電から生活に寄り添ってもらう
戸井田さんは、スマート家電は遠隔操作できることも強みだと話す。例えば洗濯機なら、「帰宅に合わせて18時に仕上がるようにセットしていたのに、急な残業で帰りが20時になってしまった時も、スマートフォンから時間を変更するだけで済みます」。そうすれば洗濯物がしわしわにならず、他の家族に急いで帰宅してもらう必要もない。戸井田さんはイベント終盤、スマート家電をまだ導入していない人に向け、こう呼び掛けた。
「料理でも洗濯でも、興味のあるジャンルからちょっとずつスマート家電を試してほしいです。自分が家電に合わせるのではなく、家電から生活に寄り添ってもらうことで『義務』ではなく、自分が好きに、楽しく使える時間を増やしていってもらえれば」