働くママや女性たちに、IoT(モノのインターネット)家電を活用して家事の省力化・時短化を図る「スマートライフ」を提案する展示イベント「LIFE UPプロモーション~赤ずきんちゃんのスマートライフな一日~」が東京・二子玉川の蔦屋家電で開催中だ。期間は2020年1月13日まで。
19年11月30日には、家電を有効に使いこなして自由な時間を作る「時産」を提唱する、家電コーディネーター・戸井田園子さんとコンテンツプランナーの小沢あやさんによるトークイベントが行われた。二人は、実際に働きながら家事や育児に励むママの視点で悩みを語りつつ、解決をサポートしてくれるIoT家電の魅力を紹介した。
サンマを焼き始めると空気清浄機が動き出す
「LIFE UP プロモーション」とは、経済産業省の2018(平成30)年度補正予算「生活空間におけるサイバー/フィジカル融合促進事業費補助金」に基づいて行われる補助事業。制度についてはJ-CASTトレンドが19年9月に配信した記事で紹介している(IoT家電購入で消費者と事業者双方にメリット シャープら3社参画「LIFE UP プロモーション」)。
戸井田さんは冒頭、MCから「スマートライフの実現に欠かせない『スマート家電』とはそもそも何か」と尋ねられ、「自然に過ごしているだけで快適な生活を提供してくれるもの」と説明。続けて、
「まずインターネットと繋がって情報を得ることで、IoT家電は今まで以上に賢く、きめ細やかな対応が可能になりました。これが進歩の第一弾です。昨今では、第二弾として家電同士で繋がり、人が介入しなくても自然と連携をしてくれるようになっています。例えば、オーブンレンジでサンマを焼くモードのボタンを押すと、空気清浄機がその情報をキャッチして『ニオイや煙が出る』ことを予測し、すっと適切に動いてくれるような仕組みです」
と解説した。小沢さんは「共働きで育児をするのは大変」というイメージがあり、出産前から食洗機や乾燥機付の洗濯機、ロボット掃除機などを取り入れていたそう。「人間が調べたり、考えたりしなくても、家電が先回りして教えてくれるのは本当に助かります。家事を任せられる分、子どもと過ごす時間が増えるので嬉しいですね」と語った。